不動産は一般財の中でも高額物件です。不動産の売買・交換の時、真の価値に見合う時価をどう捉えてますか。真の時価を把握しきっていない為に大損しています。
ですから、最近では不動産売買・交換する前に鑑定評価をする人が増えています。
一般的に売買する場合、宅建業者さんに専任媒介等でお願いをするでしょうが,依頼するあなた自身がその不動産の価格・時価を知ってないのですから相撲での土俵に横綱と幕内力士が上がって戦っているようなもので一方的にリードされてしまいます。
この不足をリカバーリーするには専門家でもっとも中立的で価格評価できる不動産鑑定士にアドバイス、ないしは、鑑定評価をしてもらうことであなた自身が安心して、納得出来る不動産売買、交換、財産分与が可能になるです。そこまでやっておけば、後悔しなくて済むと思います。
不動産は一物件ごとに価格形成要因は異なり個別性が強く一律ではないのです。
不動産業者や税理士等の資格者は簡便法である財価基本通達の相続税路線価方式を採用している方が多いのです。相続税路線価の価格は公的価格で適正な時価を表示しているとお思いでしょうが厳しくいいますと 市場の時価を反映しきれていません。
それは国税の鑑定官及び税理士さん簡便的に評価が出来るようにしても、適正な鑑定評価による価格に比べると誤差が出てしまうので相続税路線価の価格は公示価格の80%として評価されていると言われています。
ですから、本来の時価は評価できないので誤差がでても何とか吸収してしまおうとのねらいでの価格ですから私ども不動産鑑定士はその相続税路線価から求めた価格は参考にはしますが、最近は後々後悔しない為に不動産売買、交換、財産分与の交渉の前に鑑定評価ないしは価格調査をした方が最善ですとアドバイスをしており、理解されてから鑑定評価・不動産価格調査をする人が増えています。
そして不動産売買、交換、財産分与が順調に終わり大変喜ばれています。
親族や知人間での不動産の売買の場合は、後くされがないようにとか、同族会社取引の場合は、上記の相続税路線価での価格とか、不動産業者さんの価格では税務署は通りません、ですから必ず鑑定評価されています。