大転換期を乗り越え、生き抜くには
大転換期の今、日本丸はどこに進もうとしているのか
国家政策の過ち、ツケが我々の生活を脅かし、社会不安を導いている。
バブル狂乱景気に踊っていたあの時代、右上がり経済の中で先のことを考えずに行動し、借金をし,金に踊らされ消費に狂った時代でした。
そして1990年にバブルが崩壊し、今までの社会システム、常識までもが崩れてしまいました。
銀行は潰れることはないから金は預けておけば安心。そして不動産のうち土地価格は絶対に下がらないと言う土地神話が崩れて所有することが絶対的ではなくなった。更に、これまで日本は水、安全、情報は「タダ」と言われてきたがこれも消えてしまいました。このバブル崩壊でそのツケが日本の伝統文化、日本人らしさそして安心を奪ってしまいました。
この現象はどんな意味をもっているのでしょうか。
日本人は質素で、まじめで、勤勉な人間で本来的には他国人に比べいいものをもっていたのですが物、金によるバブルに酔いしれ本来の日本人の人間性間でも無くしてしまったのです。そのバブルが崩壊しても従来の社会システムが変る大転換期に入っていることに気がつかずバブルの余韻の中にいたのです。
それでは、大転換の時期から次にどういう時代に入って行くのでしょうか。
それは、今までの物・金中心で自国の繁栄のみを求めた覇権主義社会の時代は終わり、宇宙は一つ、地球は一つ、世界は一つの理念に基づき地球を守り、それぞれのイデオロギーによる戦争をなくし、自然と人間とが仲良く共存できる平和で愛和な地球社会が構築されなければなりません。
世界の現状は繁栄した先進国家、貧困な発展途上国と二極化し上記のような平和で愛和な地球社会になるには程遠い状況にあります。日本がこれから果たす役割は大きくなっていきます。それには日本をリードすべき政治家の世界観、国家観の程度が低く、政治力がなさすぎます。
もっと、これからの社会がどうなっていくのか。その目標に向かって何をすべきなのかを探求し国民に示すべきであります。
日本は人口減少、超高齢者社会に突入しています。
この現象は突然発生した訳ではなく、予測できた事実でありこの現象を前提で社会システムを構築していかなければならないのです。それとグローバル化の中で日本の対応が遅いのです。
国をリードする政治家さんの政治力の無さには愕然としますが、我々はあきらめることなく我々の方から政治家を動かしていかなければなりません。
その為にもこれからの時代はどういう時代で何が起きてくるのか。その為には何を準備しなければいけないのかいつも心に持っていたいものです。そして自分自身の生き方に信念を持ち、いつも切り開いていくという強い意思を持ち、行動出来る人が多く出てほしいものです。その結果、すばらしい国、世界になっていくのではないでしょうか。