底地問題の解決は底地。借地権に特化した不動産鑑定士がお教えします

 

 

底地は借地権付建物が付着している土地で、土地の使用、収益は制限されて、地代収入しかなく土地の収益率は低い。

いろいろな面で、現状では底地をどうしたらいいのか悩んでいる方が多い。現状のとおり底地を持ち続けるメリットは少ない

よってここでは底地問題を整理して、不動産鑑定士として解決方法を示したい。

 

①手間は掛かるが高い値段で底地を売却する方法・・・借地人売却する

 

借地人へ売却すれば借地権が完全所有権に復帰するので売却価格が一番高くなる。借地人にとっても更新料の支払い建て替えの時や借地権を第三者に売却するには地主に名義書き換え料を支払わなければならないので金銭的な負担が大きい。そして借地人の多くは「底地を買い取りたい」と考えている。

 

②底地を手放すことを前提に底地問題を整理する方法　・・・底地買い取り業者に売却する。

 

この方法での売買価格は他の方法での売買価格に比べ一番安い、それは買い手の業者は更地価格の１０％～２０％　の安価な価格で買い取っています。それは、買っても地代収入権しかないのです。ですからよっぽでない限り、第三者に売却をしてはいけません。必ず借地人に買ってもらうか、底地及び借地人での同時売却をすることも選択肢の一つです。」

 

③手間をかけてでも最も高い値段で売却する方法　　　　・・・借地人から借地権を買い取って完全所有権で売却する

 

遠回りのやり方であるが、上記のとおり完全所有権での売却が可能になるのでよく検討する方法です。

 

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