ハウスメーカーから「相続対策になるから賃貸マンションを建てて有効活用しましょう」と誘導され、当初は良かったが段々空きが出、家賃も下げなくなってしまい、今になって後悔しています。有効活用は本当に市場分析、投資採算分析をして中、長期的に収支が安定すると予測できなければやめた方が良い
2017/02/25
地主さん・借地人さんへ
1、地域、その土地が中長期的に見てマンション等の有効活用に向かない土地は借金してのマンション事業はやめよう。
土地を持っているなり、借地している状況で先行きどうしたらいいのか悩みませんか。一般的には有効利用の代表が賃貸アパートか賃貸マンションであります。人口減少の中ではありますが都心部においては人口集中が激化し、それに伴って一世帯数も増加しています。このような現象下で自己所有地ないしは借地の有効活用として「賃貸マンション」の建築が多く、競争が激化して利用者の奪い合いになっています。どちらかと言えば、供給過剰の状態で古くなったアパート、マンションは空き室が増え家賃も下げなければいけない状況に陥ってしまっています。
この現象は当初から分かりきっていることなのです。建物建築費は高騰し、その建築費用を金融機関から極端な場合、100%の融資を受け、事業経営している状況での投資採算は期待する程収益率が高くはなく、当然リスクは高いのです。
それでも有効利用の為にマンション等を建築多くなっています。
私は自分でも賃貸マンションオーナーであるので敢えて忠告しています。先行き不透明な状況下で、マンションの立地条件にそぐわない土地でのマンション建築はやめた方が得策です。
どうか、建築、開発業者の口車に乗せられて建築したら案の定、失敗との事例が多くあります。
2、資産は「増やす」よりも「減らさない」
先行き不透明な時代、国家財政危機 年金がもらえるかわからない時代、自己責任時代 平均寿命が延びてもこの現界で生きている限り国は種々の税金を課しているので生きているリスクからは逃げられない。このリスクから多少でも逃れたいのであれば自己管理の下で人生設計をしていかなければならない。これからは不動産は持っていれば良かった時代は終わりました。目減り
しないようにするにはその「資産を持つ」ことよりも「活用する」ことがたいせつである。
どうか安易に対応しないで客観的アドバイスをる専門家〈不動産鑑定士。不動産カウンセラー等)に相談してどうするか客観敵対応をして下さい。
相続、底地・借地権の時価評価、コンサルを専門とする
不動産鑑定士事務所
栄光神奈川鑑定 不動産鑑定士 不動産カウンセラー 田邉勝也
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住所:〒210-0841 神奈川県川崎市川崎区渡田向町20-3
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